活動理念

「コノ地ニ生キル幸セヲ」

『我邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし』

呉秀三『精神病者私宅監置ノ實況及ビ其統計的觀察』(1918年)

を参考に、E-JANでは「コノ地ニ生キル幸セヲ」を理念とし、活動しています。

E-JANイメージ

E-JANは医療機関や施設の職員、家族が、当時の浜松地域を「精神障がいを抱える人にも住みやすいまちにしたい」という思いで集まり、 平成9年に発足しました。

精神障がいを抱えている人にとって、必要な地域支援は何だろうか、 また、自分たちに何ができるだろうかということをいつも考えながら、所属や立場を越えて活動しています。

誰もが地域で安心していきいきと暮らせるようにと願って、個人や事業所単位ではできないことを、必要な支援や資源を考えて、 それぞれができることを出し合っています。

また、精神障がいだけでなく、地域のメンタルヘルス(不登校やひきこもり、うつなど)の問題にも積極的に取り組んでいます。

そうした活動を通じて、様々な機関、人とのネットワークをつくり、 地域の精神保健福祉の意識が向上し、誰もが支えあう、こころ豊かな住みやすいまちをつくることを目指しています。

表彰歴

  • 2006年 精神科救急学会 特別賞
  • 2007年 ペパーミントウェーブ賞  ヤンセンファーマ特別賞
  • 2008年 静岡県精神保健協会  特別功労賞
  • 2014年 子どもと家族・若者応援団表彰  内閣府特命大臣表彰
  • 2016年 日本精神科リハビリテーション学会 ベストプラクティス賞