E-JAN発会20周年事業 「コノ地ニ生キル幸セヲ 鈴木重子コンサート&こころのトーク」

音符のイラスト E-JANは平成29年12月で発会から20年が経過したことを記念して、浜松やらまいか大使である鈴木重子さんをお招きして、コンサートとトークイベントを企画します。

 E-JANは、発会してから地域に向けて精神疾患についての正しい理解の普及や、精神障害がありながらも活き活きと暮らしていける地域の実現のため、精神保健医療、福祉の専門職や当事者や家族、ボランティアなどとともに、交流会や勉強会、講演会などを行ってきました。

 

あ~と de い~ら

 特にここ10年ほどは、絵画や写真、創作活動の発表の場としての「あ~と de い~ら」や、精神疾患の体験を語る体験発表会「じゃんだらにぃ」を浜松市内の関係者と共に企画運営しています。
 この中では、精神疾患の体験や回復の過程での葛藤や出会い様々な苦労や絶望とどう向き合い、どう生きていくのかという生々しい語りがあり、毎回、心が震える体験をします。

 

 今回20周年事業の企画を考え始めた時、鈴木重子さんが浜松北高校から東大へ進学し、弁護士を目指す過程で、人生において深い葛藤や悩み、追い込まれる体験等を抱えながら生き、その結果、歌手となる決断をしたことや、「じゃんだらにぃ」のきっかけになった、北海道浦河の「べてるの家」をモデルにしたミュージカル『ルリの恋と昆布の森は千年続く』で精神科医役を演じたということを知り、鈴木重子さんとなら、誰もが生きることに向き合い、地域で自分らしく暮らすということを、一緒に考え、発信できるのではないかと思い、企画をすることになりました。

 

 第一部ではコンサート、第二部では精神障害やこころの健康に悩む当事者をお迎えし、病気の体験とそこからの回復、そこでの苦労や葛藤、希望、夢などについて語っていただき、鈴木重子さんも交えて生きること、自分らしくあることについて、考えるトークを行います。

 お時間のある方はぜひお越しください。